みんながつながるクリスマス! ~心通わせ、共に笑いあった一日~

例年、当施設ではクリスマス会を開催していますが、「みんなとつながる」をコンセプトに、各ユニットのご利用者が一堂に会し、大盛り上がりの恒例行事として実施しています。コロナ禍においてはユニットごとの開催で交流が制限されていた時期もありましたが、コロナ後の閉塞感を打破して心から高揚感を感じられる場を期待されている皆さんに、「今年もみんなで盛り上がりたい」という思いに寄り添いたいと考えていました。
準備期間では、日常の中にクリスマスの高揚感を取り入れるため、目に飛び込んでくる飾りつけを意識しましたが、廊下やユニットの各所に施された華やかな装飾は、「今日が当日?」という声が漏れるほど早くから施設内を彩り、期待感を高めていきました。限られた時間であるため、役割分担と段取りを意識して取り組みました。
当日の午前、職員が扮するサンタクロース、トナカイの登場で幕を開けました。みなさんもおなじみのクリスマスソングとあって、歌い踊る姿に一気にヒートアップしました。そして、誰もが待ち望んだクリスマスプレゼント!贈呈では大歓声で応えて下さいました。昼食には、色鮮やかなオムライスと特製ミートローフが振る舞われ、待ってましたとクリスマスケーキの登場!皆様の笑顔が印象的でした。
午後はかんなびーずさんによるバンド演奏を開催。大迫力の生演奏に、普段は物静かな方もリズムを取り、手を振って熱狂され、会場は一体感とともにクライマックスを迎えました。
今回の経験を通じ、同じ空間で喜びや感動を分かち合い、「つながる」ことの尊さを改めて感じさせられました。ご利用者同士が共に喜び、響き合う姿は、私たち職員の心をも動かしました。このつながりを大切に、今後もお一人おひとりの個性を尊重し、みなさんの「おうち」として温かいコミュニティづくりに尽力していきたいと考えています。






