「行ってみたいな」を「行ってきたよ!」に ~大阪・関西万博に行ってみたい~

とあるご家族から「万博に行きたいが、自分たちでは連れて行ってあげることが出来ないので、万博のガイドブックを持たせます」とお話がありました。
どうにかして万博へ行くことが出来ないか?
と考えたところから万博企画がスタートしました。
まずは、現地での暑さ対策や会場内の人の多さにどう対策するか。
暑さ対策のため、ハンディファン、使い捨て冷感タオル、多めの水分、塩分タブレットを準備しました。
また、会場内で一人にならないよう、ボランティアにも参加してもらうこととし、当日のしおりや困ったときに見せるカードを作り、もし一人になってしまった場合は、ガンダムを目印に集合することにしました。
その上で、万博をより楽しむため、ガイドブックを利用者の方と一緒に見ながら、行ってみたいパビリオンなどを検討しました。
当日は天気も良く、その分気温も高かったですが、対策のおかげでしっかり楽しむことができました。
万博会場でミャクミャクやガンダムを見て「万博に来れた!」「頑張って良かったね」と思いました。
パビリオンについては、1ケ月前、3日前、当日と予約は全て取れず、「アトム見たい」「大きいガンダム見たい」「万博のでっかい赤いやつ見たい」と希望されていたパビリオンをまったく見ることが出来ないのではと不安にさせてしまうこともありましたが、障がい者等の優先レーンでPASONA NATUREVERSEに待ち時間なく入場することが出来ました。
万博会場内では、ご家族から預かった「あのガイドブック」のおかげで、記念撮影スポットやパビリオンへ迷うことなく移動できました。
今回の大阪・関西万博で経験したことは、10年20年経っても、みんなで思い出として語り合える。そんな大冒険になりました。
にじょう