「茨バ・ター展2025」を開催します

2025年6月20日(金曜日)、6月21日(土曜日)に「茨バ・ター展」を開催します。
この企画展は、大阪の北部地域に住んでいる障がい者が、日頃から作成している作品を募集し、展示するものです。
タイトルの意味は、茨木市で行う展示会であることと、制作者が自分自身を投影した作品「アバター」であることを条件にして募集する芸術展であることを意味しています。
障がいのある人の作る芸術作品は、題材の選択が個性的で、特に思いを強く込めたこだわりのあるモチーフであることが魅力的です。ときに、同じモチーフを長い時間、量産される作品もあり、それらの作品は作家さん自身、もしくは自分の一部を構成する、アバターであるということが理解できます。
しかし、その作品に対する情熱や、想いは自分自身に留まるか、一部の家族、支援者にしか共有されません。作品のできあがる過程や、その背景にあるストーリーは、その作家さんの魅力的な生き方や大切にしている、守るべきものの意味を示してくれます。
素晴らしい作品と、その情熱の熱量を知るためのストーリーを同時に展示するといった展示会では、見る人にとっても、障がいのある作家の個性を尊重し、生き方を共に共有できる場であってほしいと思い、企画しました。芸術を通じて、支援協力を必要とする人との伴走の形を茨木で作っていきたいと考えています、
「障がい者福祉をもっと、ちいきの当たり前に。」
茨木市立障害福祉センターハートフルは、地域の事業所や協力団体、行政と一緒に、法人の理念 FUN365 を、ここ茨木市の障害福祉計画とともに実現していきます。
社会福祉法人大阪府障害者福祉事業団
茨木市立障害福祉センターハートフル
所長 原 稔