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社会人1年生から先輩1年生に!! ~不安な事もあるけど、障がい福祉の楽しみを知ることができました~

2025.05.07

河内長野市にある地域生活総合支援センターきららで就労移行を担当しています、阪口です。

今回は新人さんにインタビュー企画という事で、同じ地域生活総合支援センターきららの生活介護事業で働く藤條 朱里(とうじょう あかり)さんにインタビューをしてみました。

藤條さんとは担当事業は違いますが、お見掛けするたびに笑顔でとても丁寧に利用者さんの対応をされておられます。

ここで少し藤條さんの紹介をしたいと思います

藤條 朱里さん 23歳

地域生活総合支援センターきらら 生活介護事業担当

桃山学院大学 社会学部 社会福祉学科 卒業されています。

社会福祉学科は現在ソーシャルデザイン学科と名称が変更になっているようです。

 

阪口なぜ福祉に興味を持たれたのですか?

藤條同居していた祖父が突然亡くなったことがきっかけです。祖父との関係性はあまりいい方ではなかったんですが、突然亡くなってしまい、今までの祖父との関わり方に後悔していました。人生最後まで楽しめていたのかなとか….。なので福祉の勉強をしようと思って学校を選びました。

阪口おじいさんのことがあったからなんですね。では始めは高齢者の福祉に興味があったのかな?

藤條始めはそうです。これまで私の周りに障がいの方がいなくて、大学の授業で初めて知りました。高齢だけじゃなくて障がいの分野もあるんだと…障がいの分野を知っていく中で「私にできることはないかな」と考えるようになりました。学校からの実習も障がい分野の施設に行ったり、アルバイトも障がい児の施設で働いたりしました。知れば知るほど障がいの分野って面白いと感じるようになりました。

阪口:障がいの分野ってホントに面白いですよね。いろんな事業所や法人がある中どうして事業団を選んだんでしょうか。

藤條:大学のゼミの先生に相談しました。大阪府内で障がい福祉ができるところってどこですか?って。そしたら事業団を教えてもらったので応募しました。他も受けたんですけど、ご縁が無くって。採用してもらったので事業団で働こうと思いました。

阪口:なるほど。試験を受けて晴れて合格。初めて「地域生活総合支援センターきららに配属です」言われたときはどう思いましたか?

藤條:きららってどこ?生活介護って言われたけど何したらいいんやろう。わからない事ばっかりやな…でもやってみないとわからないからそんなに不安は無かったです。

 

阪口:始めから不安がないのはすごいですね。じゃあ1年経ちましたが今はどんな感じ?

藤條:利用者さんと関わる時は楽しいです。最初は声をかけても反応が薄くてちょっと不安でしたが、関わりを続けていくうちに利用者さんから声をかけてくれた時に「私を受け入れてくれたんだ」と感じれてうれしかったです。不安なこともあります。初めて後輩ができたので、ちゃんと先輩ができるのか不安です。

  

阪口:利用者さんとの関わりってホント楽しくって辞められないですよね。この仕事の醍醐味って感じで。少し不安そうですが後輩もできて2年目に突入しました。何か目標はありますか?

藤條:1年目は自分の担当利用者の対応を覚えることでいっぱいいっぱいでしたが、2年目は生活介護全体を見て行動し考えていく立場になったかなと思うので頑張っていきたいです。

阪口:2年目もどんどん活躍をしてほしいです。応援しています。頑張ってください。では最後にこれから福祉を目指す学生さんに一言。

藤條:福祉っていろんな分野があります。障がい福祉でも施設支援だけじゃなく、役所とかその他の関係機関とかいろんな関わりができるので、いろんな分野、いろんな方向に目を向けて自分のやりたい仕事を見つけてください。

 

インタビューをしながら私にもこんな時代があったかな?こんなしっかりしたことを考えていたかな?と記憶を思い起してみましたが、社会人2年目にして事業全体のことを考えて行動できていたかというと…まだまだ自分のことでいっぱいいっぱいだったように思います。

とてもしっかり者の藤條さんですが、まだまだ2年目です。これからもたくさんのことを経験し、時には失敗しながら大きく成長していってほしいなと思いました。