「お花見をやってみて初めて知ったこと!」

こちらは泉大津市で生活介護・就労継続支援B型、共同生活援助を展開するワークさつきという施設です。筆者はワークさつき運営全般に携わっており、その中で生活介護の行事を担当した職員の工夫や新しい発見があるのではないかと思いブログを掲載しました。
ワークさつきに面している歩道に桜並木が綺麗に咲いており4月4日に季節の行事としてお花見を開催しました。今回インタビューに答えてくれたのは、いつも笑顔満開で利用者さんから大人気な生活介護職員、相澤尚子さんです。
〇今回花見をしようとしたきっかけは?
毎年ワークさつきでは桜をバックに記念写真を撮るのですが、桜が咲くのを見て利用者の皆さんが「きれいやなー」と話しているのを何度か耳にしており、せっかくなら今回はそのきれいな桜を見ながらお弁当を食べ楽しんでいただこう!と思いお花見を企画しました。
〇利用者さんの様子はどうでしたか?
天候もちょうどよく、日光を浴びながら桜を見て(ほとんどの方はお弁当に夢中でしたが)楽しい時間を過ごしていただけたのではないかと思います。
食後のコーヒーもブルーシートの上で楽しみ、そのあとも「あったかいな~気持ちいいわ~」と言いながらマットに寝転んで会話を楽しんでおられました。
普段あまり関係の良くない利用者さん同士がお花見ではマットの上で一緒になってくつろいでいたのでびっくりしました。新たな発見があったのでお花見をやって良かったです。
〇花見をする上で利用者さんに配慮した点は?
車椅子の方や歩行が不安定な方・ブルーシートに座るのが難しい方々は机と椅子を用意しました。ブルーシートは薄いので、上にマットを敷き、快適に過ごしていただけるよう配慮しました。また、BGMを流し、音楽も楽しんでいただきました。
〇もっとこうした方がよかったなぁと思うことはありますか?
食事を食べたあと、早々とお部屋に戻られた方がいらっしゃったので、召し上がった方がその場でゆっくり日光浴や食後に皆さんでレクレーションなどすればよかったかなぁと思いました。ワークさつきの目の前に新しい公園が出来たのでいつか地域の方々と一緒にお花見の行事が出来らいいなと思っています。
〇まとめ
行事をするきっかけ・利用者さんへの配慮や反省点・新たな発見など担当職員の生の声を聞くことが出来ました。今回の経験を踏まえ次回はもっと利用者さんや地域の方々に喜んでもらえるよう筆者を含め職員一同取り組んで行きたいと思います。